高円宮家

天皇皇后両陛下は、長年親交があった
タイのプミポン前国王が
亡くなったことへの弔意を表すため、
公式訪問していたベトナムから
タイの首都バンコクに入り、5日夜、
ワチラロンコン新国王と会見して
哀悼の気持ちを伝えられた。
NHKニュース


 

両陛下のご弔問

去年10月に88歳で亡くなったプミポン前国王とは、
両陛下が皇太子夫妻の時代から長年にわたる親交があり、
両陛下の意向も踏まえて、
距離的に近いベトナムへの公式訪問がある、
この機会に弔問を行われることになった。

それぞれ黒のスーツと黒の和服を着た両陛下は、

タイ国王の弔問される天皇皇后両陛下

タイ王室の侍従長の案内で
プミポン前国王のひつぎがある金色の祭壇の前へ
ゆっくりと進まれました。

タイで弔問される天皇皇后両陛下

そして、白いバラとかすみ草でできた
花輪の前に立ち、深々と拝礼された。

弔意を表される天皇皇后両陛下

この後、僧侶による読経が行わる間、
天皇陛下は姿勢を正したまま
じっと祭壇の方を見つめられていた。

天皇皇后両陛下 タイ訪問し新国王に弔意表す

両陛下は続いて、
日本時間の午後9時前から前国王の長男の
ワチラロンコン新国王と40分近くにわたって会見し、
哀悼の気持ちを伝えられた。
両陛下は6日、
日本に帰国されることになっている。

両陛下の訪問 タイ市民の反応

タイ国民の絶大な尊敬を集めた
プミポン前国王ののひつぎが安置されている
首都バンコクの王宮には、
今でも1日に2万人を超える人が
追悼に訪れている。

両陛下がプミポン前国王と
親交を深められてきたことは
タイの人たちの間でも広く知られていて、
王宮の周辺では、
両陛下の弔問を待ち望む声が多く聞かれました。

40歳の女性

「両陛下がご高齢にもかかわらず
弔問に来てくださることに感激しています」

32歳の男性

「両陛下が私たちと同じように
プミポン前国王を思ってくださったことを
本当にうれしく思います。
両陛下と前国王が
親交を深められたことで、
日本とタイの交流も
深まってきたのだと思います」

天皇陛下が前国王に食用の魚を寄贈

タイの人々に広く親しまれている
食用の淡水魚、ナイルティラピアが
タイで普及するきっかけとなったのが、
昭和39年、天皇陛下が
昭和天皇の名代として皇后さまとともに
初めてタイを公式訪問されたことだった。

プミポン前国王から
「食糧難から国民を救う育てやすい魚を探している」
と相談された天皇陛下が、帰国後、
成長が早く丈夫な
ナイルティラピアの稚魚50匹を
寄贈されたのだった。

この稚魚はプミポン前国王みずからが
宮殿の池で繁殖させ、その後、
政府の機関を通じて、
各地の農家や養殖業者に無料で配り、
ナイルティラピアの養殖が
全国に広がっていった。

現地の言葉で「プラー・ニン」と呼ばれている
ナイルティラピア現在、
タイ全国で養殖されていて、
1年間の生産量はおよそ20万トンに上り、
比較的、手ごろな値段で買えることから
タイの食卓に欠かせない食材となっている。

この魚は両陛下とプミポン前国王の
親交の深さを象徴する存在として
現地で広く知られている。

魚の養殖に詳しいタイの専門家は
「天皇陛下とプミポン前国王の間の
思いやりと友情がなければ、
タイにナイルティラピアがもたらされることは
なかったかもしれません」と話していた。
[char no="2" char="馬之助"]プミポン国王は日本の天皇陛下が
ナイルティラピアを贈ってを下さったことを
国民にちゃん知らせているわね。[/char]

贈られた魚を愛した前国王

プミポン前国王が暮らした宮殿の池では、
今でもナイルティラピアが育てられ、
月に1度、繁殖させた稚魚を
各地の養殖業者に提供し続けている。

当時の様子を知る前国王の側近は、

「プミポン前国王は
ナイルティラピアをとても大切にし、
毎日、朝と夕方に世話をしていました。
貴重な栄養源として
タイの人々の成長と健康を支えてきたほか、
地方に住む人々の収入源にもなっています」
と話していた。

稚魚をもらいに来ていた市民は

「育てて自分たちで食べることも、
売ることもでき、
天皇陛下の優しさに感謝しています」
と話していた。
[char no="2" char="馬之助"]日本の天皇陛下が、
日本という国がどんなにタイに対して
よくしてくれたかを
国王は国民に知らせ、
感謝の気持ちを持っていてくれるわ。
魚の養殖は全部、自分の国が起源だと
嘘を教えたりはしない、正直でいい国だわ。[/char]

特別な思いで迎えるタイ市民

昭和39年に天皇陛下が
昭和天皇の名代として
タイを公式訪問されたことが、
その後の人生に大きな影響を与え、
両陛下がタイを訪問されるのを
特別な思いで待っていた人がいる。

北部チェンマイに住む
ジャムジット・ブーンソムさん(76)は、
昭和39年に両陛下がタイを公式訪問された際、
花束を渡す役に選ばれた。

当時の様子についてジャムジットさんは、
「天皇陛下は本当に礼儀正しく、丁寧な方で、
プミポン前国王と一緒に歩く姿は
なかよしの友達どうしのようでした」
と振り返っていた。

ジャムジットさんは、
天皇陛下がタイの人々のためにと
ナイルティラピアの稚魚を
寄贈されたことに感銘を受け、その後、
タイの水産庁でナイルティラピアの
品種改良などの研究に携わった。

ジャムジットさんは今回、
両陛下がタイを訪問されることについて、

「天皇陛下とプミポン前国王との間に
深い友情があったからこそ、今回、
弔問に来てくださるのだと思います。
タイの人々を代表して、
お礼を言いたいです」と話していた。
以上NHKニュースより

馬之助の感想

親日か反日かは、
国の教育にかかっていると思うのよ。

アジアの中で反日なのは
結局のところ、
お近くの国だけよ。

ベトナム親善訪問、
タイ弔問は本当によかったわ。

ベトナム・タイ両国ともに
いい国だわ。

天皇皇后両陛下も日本がアジア諸国に
いいことをいっぱいしているし
いい国なんだと感じて下さったのでは?
と、思う親善訪問だったわね。
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